![INAX カスカディーナ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s65ae709e373001f2/image/i20710d6df1711e63/version/1336906703/image.jpg)
こんにちは(^^) リフォームドクターの笠井です。
昨日、トイレのリフォームの見積もりに行きました。
そちらのお宅には、INAXのカスカディーナという名前の便器がありました。たまにこの便器に出くわします。
この便器の特徴は排水芯(排水パイプの位置)が壁から120㍉離れたところにあるというところです。
便器のタイプによって「排水芯」の位置が違いますが、120㍉のタイプは珍しいので記憶に残りますね。
便器交換をする時は2種類の便器があります。新築用とリフォーム用です。
新築用は排水芯が200㍉です。リフォーム用は特殊なアジャスターを使いますので200㍉から540㍉までの排水芯に対応できます(TOTO)
ところが、120㍉の排水芯のカスカディーナの場合はリフォーム用が対応できない時がありますので、(一部対応商品がありますが)
床板を開口して床下にある排水パイプの位置をずらして工事します。ちょっとだけ手間がかかります。
この時に気をつけないといけないのが、クッションフロアの下にある床板の厚みや材質や種類です。通常はコンパネの12㍉か15㍉がほとんどなんですが、特殊な厚みの場合があります。また、二重床になっていたり、コルク床の時もありました。
こんな特殊な場合は、床板を開口してからの補修工事も手間がかかります。トイレという狭い場所での作業ですので尚更ですね。(^^)